【個人事業主】事業復活支援金の事前確認をテレビ会議でやってみた

事業復活支援金の事前確認やってみた

事業復活支援金の申請がスタートして約3ヶ月、事前確認を実際に受けてみたのでその様子をレポートします。

ネコろぶ

私は地方在住の個人事業主ですが、事前確認は良い登録確認機関を選べば割と簡単でした。

事業復活支援金がどれくらいで入金されるかを知りたい方はこちら↓

目次

事前確認までの流れ

事前確認はZoomで

地元の登録確認機関は除外

公式サイトの検索ページで地元の登録確認機関を検索してホームページを見ても事業復活支援金に関する記述が無い(そもそもほとんどがホームページを開設していない)ので、とりあえず一番近い税理士事務所に問い合わせしてみました。

ネコろぶ

事業復活支援金の事前確認を検討しているのですが・・・

地元の税理士

はい対応してます。報酬は3万円です。

ネコろぶ

(3万!?)あっ・・・ちょっと他あたってみます。

個人事業主なので最大で50万円の支援金に対して報酬3万て・・・そもそも国から確認機関に報酬が出るから無料と思ってですが・・・

地域を限定せずテレビ会議&無料で対応可能の機関を探す

銀行や商工会との繋がりがあれば別だったと思いますが、地元の機関は諦めて

  1. 地域限定せず
  2. テレビ会議
  3. 無料
  4. Webサイトで事業復活支援金の情報が充実している

機関を探すことにしました。

ほどなくして良さそうな東京の行政書士事務所を見つけたので問い合わせてみると、全国対応でZoomを使った事前確認を無料で対応してくれるとのことでした。

事前確認に積極的な機関を選んでおけば資料の準備も面談もスムーズに行えます。

資料の準備

事業復活支援金の事前確認で一番不安なのが、「面談でどのような質問があるか」と「どんな資料が必要か」だと思います。

しかし、「Webサイトで事業復活支援金の情報が充実している」機関であればおおよその質問内容と資料が予測できるので迷わず準備ができました。

用意した資料
  • マイナンバーカード
  • 宣誓・同意書
  • 対象月の売上台帳(※対象月とは売上が減った月のこと例:2022年1月)
  • 基準月の売上台帳(※基準月とは売上が減る前の月のこと例:2019年1月)
  • 基準月の売上代金が実際に入金されたことを確認できる通帳(楽天銀行の場合は入出金明細)
  • 基準月の売上に係る請求書や領収書(1件でよい)
  • 収受日付印の付いた確定申告書の第一表(私の場合は2018~2020年までのもの)

これらの資料をすべてPDFで用意しました。

事前確認ではWebカメラに紙の資料を映すのもOKですが、結局申請する際に電子データが必要になるのでスキャナーでPDFにしておきましょう。

フォルダーの中身

こんな感じでフォルダーを用意して、どんな質問にすぐ対応できるようにしました。

Zoomによる面談とその内容

ついに予約していた面談の日。事前にメールでZoomミーティングのURLが送られていたので時間どおりに参加。

事前確認の面談内容
  1. 軽い挨拶
  2. 身分証明書を見せてください
  3. 基準月の売上台帳を見せてください
  4. 基準月の売上が反映された通帳を見せてください
  5. 基準月の売上に係る請求書を見せてください
  6. 2018年の確定申告書の第一表を見せてください
  7. 2019年の確定申告書の第一表を見せてください
  8. 2020年の確定申告書の第一表を見せてください
  9. 影響確認でどの事象が当てはまるかを確認
  10. 署名した宣誓・同意書を見せてください
  11. 面談終了
ネコろぶ

抜けがあるかもしれませんが、面談内容はだいたいこんな感じでした。

事前確認のポイント

基準月、つまりコロナ前はどれくらいの売上があって、その売上の出入りをちゃんと証明できますか?に焦点が当てられています。

持続化給付金の不正受給が多発したので再発防止の目的があるのだと思います。

資料はすべてZoomの画面共有という機能を使って見てもらいました。

画面共有は初めてだったので最初手間取りましたが、先方にアドバイスをいただきその後は順調に進み10分ほどで終了しました。

前もって準備していれば事前確認の面談は5~10分程度。恐れるに足らず。

まとめ

面談終了後、しばらくして申請IDが発番され申請に進むことができました。

申請では事前確認で準備した資料に加えて数点の資料が必要になります。

事業復活支援金申請中
ネコろぶ

登録確認機関側が慣れていると資料の準備も面談もスムーズになるので業者選びが重要です。

あとは申請が通るのを待つだけです。

おまけ

次の画像は、事前確認での「基準月の売上が反映された通帳」として見せたもので、申請の際にも提出した資料です。

楽天銀行の入出金明細
ネコろぶ

10,000円で馬券勝負して8,910円戻ってきたという図です。

事業とプライベートの口座を分けていないと、こういった資料を見せたり提出しないといけなくなるので注意しましょう。

申請から約20日で書類不備のお知らせが届く

申請してから約20日後、登録した携帯電話に事務局からショートメッセージが届きました。

追加対応が必要な事項があるのでマイページを確認してくれとのことで、早速ログインすると

事業復活支援金の不備
ネコろぶ

そういや持続化給付金の時もマーカー作業したな・・・

給付への道はまだ遠そうです・・・あと、『申請を取り下げる』ボタンを推奨されているようで怖い。

ついに申請が承認

修正申請してから約三日でステータスが『お振込み手続き中』へと変わりました。

事業復活支援金 振込み手続き中
ネコろぶ

修正が必要な時はショートメッセージが届きましたが、承認された場合は無いみたいですね。

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